かけ‐か・える【掛(け)替える】
[動ア下一][文]かけか・ふ[ハ下二] 1 取り外して、別のものを掛ける。「応接間の絵を—・える」 2 掛ける場所や相手をかえて掛ける。「電話を—・える」
かけかけ・し
[形シク] 1 いつも心にかけている。「ほだしなど聞えむは—・しきやうなれど」〈源・椎本〉 2 特に男女関係に関心のあるさま。好色めいている。「見苦しう、—・しき有様にて」〈源・藤袴〉
かけ‐かまい【掛(け)構い】
1 気遣うこと。遠慮のあること。「人見知りをせず、年は若し、—のない女であるから」〈鏡花・湯島詣〉 2 (下に否定の語を伴う)かかわり。かかりあい。関係。「—なき伺候の武士も、感涙もよほすばかり...
かけ‐がい【掛(け)買い】
[名](スル)代金を後日支払う約束で品物を買うこと。かけ。⇔掛け売り。
掛(か)け替(が)えのな・い
かわりになるものがない。このうえなく大切な。「—・い人を失う」
かけ‐がね【掛(け)金】
戸や箱などに取り付け、もう一方の金具に掛けて開かないようにする金具。
かけ‐がみ【懸(け)紙】
1 贈答品の上包みに用いる紙。多く熨斗(のし)や水引(みずひき)などの形が印刷してある。また、仕出し弁当の折などを包む紙。 2 巻き紙などに書いた書状や文書(もんじょ)を包む紙の総称。時には礼紙...
かけがわ【掛川】
静岡県南西部の市。もと東海道の宿場町、太田氏の城下町。茶の生産・出荷地で、楽器・OA機器などの工業も盛ん。葛布(くずふ)を特産する。人口11.6万(2010)。
かけがわ‐し【掛川市】
⇒掛川
かけがわ‐じょう【掛川城】
掛川市にあった城。戦国時代、今川氏の重臣朝比奈氏の居城。永禄12年(1569)、徳川家康の攻撃を受けて開城。天正18年(1590)、山内一豊が入り、関ヶ原の戦い以後は譜代大名が在城。雲霧城。松尾城。