かしら‐つき【頭付き】
1 「尾頭(おかしら)付き」に同じ。「毎夜下物(さかな)は—にし酒は灘にし」〈露伴・いさなとり〉 2 頭の格好。髪の形。頭髪の生え際のようす。「—をかしげにて」〈かげろふ・下〉
かしら‐ぬき【頭貫】
柱の上部を連結する貫。柱貫。
かしら‐の‐ゆき【頭の雪】
年をとって白くなった髪を雪にたとえていう語。「頭の霜」ともたとえる。「春の日の光にあたる我なれど—となるぞわびしき」〈古今・春上〉
頭(かしら)は一年物(いちねんもの)
僧尼になっても、頭髪は1年たてば伸びるということ。
頭(かしら)振(ふ)る間(ま)
ごくわずかな時間。
かしら‐ぶん【頭分】
集団の中で指導的な立場にある人。親分。首領。
かしら‐もじ【頭文字】
1 欧文で、姓名のつづりの最初の文字。かしら字。イニシャル。 2 欧文で、文章の始まりや地名・姓氏などの固有名詞の最初に使う大形の字体。キャピタル。大文字。
かしら‐やく【頭役】
人の上に立つ役。長(ちょう)。
頭(かしら)を集(あつ)・める
多人数が寄り合う。鳩首(きゅうしゅ)する。
頭(かしら)を下(お)ろ・す
頭髪をそぎ、またはそって、僧尼になる。髪を下ろす。