かし【枷】
「かせ(枷)」に同じ。〈和名抄〉
かし【貸し】
1 貸すこと。また、貸した金品。「君には一万円の—がある」⇔借り。 2 他人に利益や恩義を与えて、まだその返礼を受けていないこと。「彼に仕事を世話した—がある」⇔借り。 3 簿記で、「貸し方」の...
かし【樫/橿/櫧】
ブナ科の一群の常緑高木。シラカシ・アカガシ・アラカシ・ウラジロガシなどの総称。日本では中部地方から南に生育し、高さ約20メートルに達する。果実はどんぐりで、でんぷんを多量に含む。材は堅く、弾力性...
かし【戕牁/牫牱】
船をつなぎとめるために、水中に立てる杭(くい)、または棹(さお)。舫(もや)い杭。「青波に袖さへ濡れて漕ぐ船の—振るほとにさ夜ふけなむか」〈万・四三一三〉
かし【河岸】
《戕牁(かし)を立てる所の意からか》 1 川の岸。特に、船から荷を上げ下ろしする所。 2 川岸に立つ市場。特に、魚市場。 3 飲食・遊びなどをする場所。 4 「河岸見世」の略。
か‐し【下士】
1 「下士官」の略。 2 身分の低い武士。下級武士。⇔上士。
か‐し【下肢】
人の足。脚部。また、4本足の動物の後ろ足。後肢。⇔上肢(じょうし)。
か‐し【下視】
[名](スル)見おろすこと。また、見くだすこと。
か‐し【下賜】
[名](スル)高貴の人が、身分の低い人に物を与えること。「御—品」
か‐し【可視】
肉眼で見ることができること。