か‐ちゅう【火中】
[名](スル) 1 燃えている火の中。 2 火の中に物を入れて焼くこと。「貫一は例に因りて封のまま—してけり」〈紅葉・金色夜叉〉
か‐ちゅう【花柱】
雌しべの、柱頭と子房との間の部分。柱頭についた花粉からこの中に花粉管が伸び、受精する。
か‐ちゅう【家中】
1 家の中。屋敷の中。 2 家族全員。いえじゅう。「—一同より」 3 江戸時代、大名の家臣の総称。藩士。また、藩。「御前(ごぜん)死去の後、—は若殿なきことを悲しみ」〈浮・一代女・一〉
か‐ちゅう【華中】
中国中東部、揚子江(ようすこう)の中・下流域の地方。湖南・湖北・江西省の地方で、穀倉地帯をなす。ホワチュン。
か‐ちゅう【華胄】
《「胄」は血筋の意》貴い家柄。名門。貴族。
か‐ちゅう【渦中】
1 水のうずまく中。 2 ごたごたした事件の中。もめ事などの中心。「事件の—に巻き込まれる」「疑惑の—にある人物」
かちゅう‐かい【華胄界】
貴族の社会。
火中(かちゅう)の栗(くり)を拾(ひろ)う
《猿におだてられた猫が、いろりの中の栗を拾って大やけどをしたという、ラ‐フォンテーヌの寓話(ぐうわ)から》自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すたとえ。
かちゅう‐るい【花虫類】
花虫綱に属する腔腸動物の総称。群体または単体で、石灰質または角質の骨格をもつものが多い。六放サンゴ・八放サンゴなどに大別される。珊瑚虫(さんごちゅう)類。はなむしるい。
かちゅう‐るい【渦虫類】
⇒うずむしるい