かつら‐かじ【桂楫】
月にあるという桂の木で作った櫂(かい)。「天の海に月の船浮け—かけて漕ぐ見ゆ月人をとこ」〈万・二二二三〉
かつら‐がわ【桂川】
京都市西部を流れる川。保津川の下流部。鴨川を合わせ、淀川に注ぐ。 相模(さがみ)川の上流部。山梨県の山中湖に発し、郡内地方を経て相模湖に至る。流域に河岸段丘が発達。
かつらがわれんりのしがらみ【桂川連理柵】
浄瑠璃。世話物。二段。菅専助作。安永5年(1776)大坂北堀江座初演。娘お半と隣家の中年男長右衛門の心中が主題。通称「お半長右衛門」。
かつらぎ
日本の俳誌。昭和4年(1929)、阿波野青畝が奈良で創刊。同人に森田峠、加藤三七子など。
かつらぎ【葛城】
奈良県西部の市。西部山間部での林業のほか、トマト・きゅうりなど野菜類や、菊・チューリップなど花卉(かき)栽培が盛ん。平成16年(2004)新庄町、當麻(たいま)町が合併して成立。人口3.6万(...
かつらぎ‐おり【葛城織】
厚地の木綿綾織物。作業衣・白衣などに使用。
かつらぎ‐がわ【葛城川】
奈良県北西部を流れる川。大和川水系の一。金剛山地の金剛(こんごう)山東斜面に源を発して北東流し、奈良盆地中西部の田園地帯をうるおし北葛城(かつらぎ)郡広陵町北部で大和川支流の曽我(そが)川に合流...
かつらぎ‐さん【葛城山】
奈良県と大阪府の境にある山。標高959メートル。古くは南方にある金剛山を含めていった。修験道の霊場。謡曲「葛城」の地。大和(やまと)葛城山。 和歌山県と大阪府の境にある山。和泉(いずみ)山脈...
かつらぎ‐し【葛城市】
⇒葛城
かつらぎ‐しんとう【葛城神道】
⇒雲伝神道(うんでんしんとう)