かど‐ばしら【門柱】
1 門(もん)の柱。 2 《門口の柱が店の構えを代表する意から》店構え。「五間口七間口の—の主にと念願を立てて」〈浄・油地獄〉
かど‐ば・る【角張る】
[動ラ五(四)] 1 角が出っ張っていて、ごつごつする。「—・った顔」 2 態度や言葉遣いが窮屈な感じを与える。四角ばる。「—・ったあいさつは抜きにして」
かど‐ばん【角番】
1 囲碁・将棋で、五番・七番など続けて対局した結果で勝敗を決める場合、この勝負で勝敗が決まるという一番。「—に立つ」 2 相撲で、勝ち越さなければ番付が下がるという局面。「—大関」
門(かど)広(ひろ)・し
一族が多くなるさま。一族が栄えるさま。「その後なむ—・くもなり侍る」〈竹取〉
かど‐び【門火】
1 盂蘭盆(うらぼん)のとき、死者の霊魂を迎え送りするために門前でたく火。迎え火と送り火。《季 秋》 2 葬式で、死者を送り出すときに門前でたく火。 3 婚礼で、花嫁の乗り物が生家を出るときに門...
かど‐びゃくしょう【門百姓】
地主の門わきの長屋などに住み、地主の雑用を務めるかたわら小作をした農民。門屋(かどや)。
かど‐ふだ【門札】
表札。もんさつ。
カドヘリン【cadherin】
動物細胞間の接着に関与する細胞に固定された糖たんぱく質。接着因子の一つで、細胞間の接着部位に分布している。カドヘリン分子間の相互作用で細胞どうしを結合させる。
かど‐べ【門辺】
門のほとり。門のそば。
かど‐べ【門部】
律令制で、衛門府に属し、宮中諸門の取り締まりに当たった武官。