か‐に
[名](スル)「かんにん(堪忍)」の音変化。「—して上げましょう」〈二葉亭・浮雲〉
かに【蟹】
1 十脚目短尾下目の甲殻類の総称。体は頭胸部にあたる甲と、一対のはさみ脚および四対の歩脚からなる。腹部は甲の腹側に折れ曲がって密着し、雌のほうが幅広い。海水・淡水・陸のいずれにも分布し、食用とす...
かに【可児】
岐阜県南部の市。住宅地化が著しい。自動車部品・陶磁器などの工業が盛ん。西部の今渡は木曽川の日本ライン下りの出発点。人口9.7万(2010)。
かに【蟹】
河野多恵子の短編小説。昭和38年(1963)発表。同年、第49回芥川賞受賞。
カニア【Chania/Χανιά】
⇒ハニア
か‐に‐あられ【窠に霰】
織り紋の一。四角形を互い違いに並べた小さな石畳風の霰文を地紋にして、窠紋(かもん)を配列したもの。平安時代以来、表袴(うえのはかま)などに用いられた。窠に霰紋。
かに‐あるき【蟹歩き】
1 カニの脚のように膝を曲げて歩くこと。がにまたで歩くこと。 2 カニのように横向きに歩くこと。
かに‐かくに
[副]あれこれと。いろいろと。「—渋民村は恋しかりおもひでの山おもひでの川」〈啄木・一握の砂〉 「—思ひわづらひ哭(ね)のみし泣かゆ」〈万・八九七〉
かに‐かま【蟹蒲】
《「かにかまぼこ」の略》色・風味・食感などがカニの身そっくりに作られたかまぼこ。
かに‐かん【蟹缶】
カニ肉の缶詰。