か‐のう【嘉納】
[名](スル) 1 献上品などを目上の者が快く受け入れること。「御—にあずかる」 2 進言などを高位の者が喜んで聞き入れること。「彼女の思想なり行為なりは…全能者の—し寛恕すべき種類のものだ」〈...
かのう‐えいとく【狩野永徳】
[1543〜1590]安土桃山時代の画家。名は州信(くにのぶ)。松栄(直信)の子。祖父元信の期待を一身に受け、早くから画才を発揮。織田・豊臣氏に仕え、安土城・大坂城・聚楽第(じゅらくだい)などの...
かのう‐きん【化膿菌】
化膿の原因となる細菌。ぶどう球菌・連鎖球菌・緑膿菌など。
かのう‐こうきち【狩野亨吉】
[1865〜1942]哲学者・思想家。秋田の生まれ。一高校長。京都大学初代文科大学長。日本の自然科学思想史の開拓者で、安藤昌益らを発掘。
かのう‐さくじろう【加能作次郎】
[1885〜1941]小説家。石川の生まれ。自然主義の流れをくむ自伝的・身辺雑記的心境小説を書いた。作「厄年」「世の中へ」「乳の匂ひ」など。
かのう‐ざん【鹿野山】
千葉県南部、君津市と富津市の境にある山。標高379メートル。神野寺(じんやじ)がある。
かのう‐さんせつ【狩野山雪】
[1590〜1651]江戸前期の画家。肥前の人。名は光家。通称、平四郎。狩野山楽の門弟で、のち養子となる。理知的な構成の装飾画に独自の造形性を示した。
かのう‐さんらく【狩野山楽】
[1559〜1635]安土桃山時代から江戸初期にかけての画家。近江(おうみ)の人。名は光頼。豊臣秀吉に画才を認められ、狩野永徳に学んで、豊臣・徳川家関係の障壁画を数多く描いた。画風は桃山障壁画様...
かのう‐じごろう【嘉納治五郎】
[1860〜1938]柔道家・教育者。兵庫の生まれ。柔術諸流を集大成して近代柔道を創始。講道館を設立。東京高等師範学校校長を務め、体育教育全般の発展にも貢献。日本の初代IOC(国際オリンピック委...
かのう‐せい【可能性】
1 物事が実現できる見込み。「成功の—が高い」 2 事実がそうである見込み。「生存している—もある」 3 潜在的な発展性。「無限の—を秘める」 4 認識論で、ある命題が論理的に矛盾を含んでいない...