かば‐いろ【蒲色/樺色】
蒲(がま)の穂のような色。赤みを帯びた黄色。かば。
カバウ【Kabaw】
リビア西部の町。ナフサ山地の北麓に位置する。ベルベル人の住居跡やカスル(城)とよばれる日干し煉瓦(れんが)造りの多層の食糧貯蔵庫があることで知られる。
かば・う【庇う】
[動ワ五(ハ四)] 1 他から害を受けないように、助け守る。いたわり守る。「いじめられている子を—・ってやる」「傷を—・う」 2 大事にしまっておく。「古いのを着て、新しいのは—・っておきな」〈...
か‐ばかり【斯許り】
[副] 1 これくらい。この程度。これしき。「—の傷にはひるまない」 2 これほどまで。こんなにも。「—難儀するとは思いも寄らなかった」
かばくん
岸田衿子の文、中谷千代子の絵による絵本作品。動物園のカバの一日を描く。昭和37年(1962)「こどものとも」誌に掲載。単行本は昭和41年(1966)刊行。ドイツ児童図書賞受賞。
かば‐さん【加波山】
茨城県中西部、筑波(つくば)山の北方にある山。標高709メートル。
かばさん‐じけん【加波山事件】
自由民権運動の一つで、明治17年(1884)、県令三島通庸(みしまみちつね)らの暗殺を計画していた栃木・茨城・福島の自由党員急進派16名が、9月に茨城県加波山を拠点に蜂起(ほうき)したが、間もな...
かば‐ざくら【樺桜】
1 カバノキ類に木肌が似ている桜の木。また、ウワミズザクラのことという。ははか。かにわざくら。 2 襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は赤花(「桃花蕊葉」による)。一説に、表は薄色、...
かば‐しま【樺島】
長崎県南部、長崎半島の最先端にある島。長崎市に属する。面積2.4平方キロメートル、周囲7.5キロメートル。最高点は南端の行者(ぎょうじゃ)山(標高130メートル)。昭和61年(1986)、対岸の...
か‐ばしら【蚊柱】
夏の夕方、軒先などに、蚊やユスリカなどが群れをなして飛び、柱のように見えるもの。ふつう雄からなり、雌が飛び入って交尾することが観察される。「—が立つ」《季 夏》