いも‐が‐きる【妹が着る】
[枕]妹(いも)がかぶる御笠(みかさ)の意から、「三笠(みかさ)」にかかる。「—三笠の山に隠(こも)りてありけり」〈万・九八七〉
うちくい
沖縄の八重山諸島などで使われる伝統的な大判の布。風呂敷のようにものを包むほか、女性が頭にかぶるなどして使われる。
い‐くび【猪首/猪頸】
1 首が太くて短いこと。また、そういう首。 2 《首が短く見えるところから》兜(かぶと)を後ろにずらして、少しあみだにかぶること。敵の矢も刀も恐れない、勇ましいかぶり方という。「甲(かぶと)—に...
うば‐がい【姥貝/雨波貝】
バカガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。貝殻は卵形で大きく、厚く重い。殻長約10センチ。殻表に黄褐色の皮をかぶる。東北地方以北に分布。肉は美味で、生食のほか干物・缶詰にも加工。北寄貝(ほっきがい)。
いただ・く【頂く/戴く】
[動カ五(四)] 1 頭にのせる。かぶる。また、頭上にあるようにする。「王冠を—・く」「雪を—・いた山々」「星を—・いて夜道を行く」 2 敬意を表して高くささげる。頭上におしいただく。「宸翰(し...
いぐい【居杭/井杭】
狂言。居杭という者が、清水観音で頭にかぶると姿の消える頭巾(ずきん)を手に入れ、周囲の人々をからかう。
お・う【負う】
[動ワ五(ハ四)] 1 背中や肩にのせる。背負う。「重い荷を—・う」 2 身に受ける。また、自分で引き受ける。かぶる。「責任を—・う」「恨みを—・う」 3 傷を受ける。「重傷を—・う」「損害を—...
あ・びる【浴びる】
[動バ上一][文]あ・ぶ[バ上二] 1 上から注がれた物を身に受ける。 ㋐水・湯などを勢いよくからだに受ける。「シャワーを—・びる」「ひと風呂—・びる」「—・びるほど酒を飲む」 ㋑細かいものや光...
あみだ‐がさ【阿弥陀笠】
笠の前を上げて、あみだかぶりにかぶること。「後しぶきに降る雨は、かたげて急ぐ—」〈浄・冥途の飛脚〉
あま‐がさ【雨笠】
雨降りの際に頭にかぶる笠。