かみ‐あい【噛み合い/咬み合い】
1 獣などが互いにかみつくこと。 2 歯車のように、凹凸がぴたりとはまること。また、そのはまりぐあい。
かみあい‐クラッチ【咬み合いクラッチ】
クラッチ面に凹凸を設け、かみ合わせることにより回転力が伝達される方式のクラッチ。
かみ‐あ・う【噛み合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 獣などが互いにかみつく。「犬が—・う」 2 歯車などで、双方の凹凸の部分がぴったりと組み合わさる。「ファスナーがうまく—・わない」 3 それぞれ違う内容をもつものどうしが...
かみ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四] 1 「かむあがる」に同じ。「後に久しくましまして彦火火出見尊—・りましぬ」〈神代紀・下〉 2 巫女(みこ)に乗り移っていた神霊が巫女から離れて天に上る。「うなり声を引て—・る」〈滑・...
髪(かみ)上(あ)・ぐ
1 髪を結う。「今より以後、男女ことごとくに—・げよ」〈天武紀〉 2 成人した女子が、下げ髪を結い上げる。「橘の照れる長屋に我が率寝(ゐね)し童女(うなゐ)放髪(はなり)に—・げつらむか」〈万・...
かみ‐あげ【神上げ】
神降ろしをした神を、祭りが終わったあと、天上へ帰すこと。→神降ろし
かみ‐あげ【髪上げ】
1 髪を結い上げること。 2 古代・中世、貴族の娘が12、3歳ころに行った成人式。かぶろにしていた髪を束ねて後ろに垂らす。ふつう裳着(もぎ)と同時に行った。「よき程なる人になりぬれば、—などさう...
かみ‐あしゃげ【神あしゃげ】
沖縄地方で、祭祀(さいし)を行う建物。茅葺(かやぶ)きの寄せ棟造りで、四方吹き抜けの掘っ立て小屋。かみあしゃぎ。かみあさぎ。
かみ‐あそび【神遊び】
神前で、歌舞を奏すること。また、その歌舞。神楽(かぐら)。「かご山やさか木の枝ににぎかけてその—思ひこそやれ」〈夫木・一八〉
かみ‐あつめ【神集め】
陰暦10月に、全国の神が出雲大社に集まって、男女の縁を結ぶための相談をするという民間信仰。