面(おもて)置(お)・く
顔向けをする。多く「面置かむ方(かた)なし」の形で、恥ずかしくて顔向けができない意に用いる。「—・かむ方なくぞおぼえ給ふや」〈源・真木柱〉
おもの‐がわ【雄物川】
秋田県南部を流れる川。神室(かむろ)山地に源を発し、北西に流れて秋田市で日本海に注ぐ。長さ133キロ。御物川。御膳川。
おり‐た・つ【下り立つ/降り立つ】
[動タ五(四)] 1 乗り物などからおりて地面に立つ。「空港に—・つ」 2 川や田など、水のある低い所におりていく。「—・ちて汲みはみねども渡り川人の瀬とはた契らざりしを」〈源・真木柱〉 3 直...
オー‐エッチ‐シー【OHC】
《overhead camshaft》頭上弁式エンジンで、カム軸をシリンダーヘッド部に設け、吸気・排気弁を開閉するための押し棒を省略して、高速回転をしやすくした方式。
オータカマンド【Ootacamund】
⇒オータカムンド
オープン‐セル【open cell】
1 ウレタンなどの立体構造の1つ。閉殻空洞が泡のように多数集まっている。 2 上空から見て、環形の雲がハニカム状に並んでいる状態。またその構造。環部では上昇気流で雲が生じ、央部は下降気流で晴天と...
かい‐かむり【貝被】
十脚目カイカムリ科のカニ。浅海の岩場にすむ。甲幅8センチくらい。甲は半球形にふくらみ、体表は茶色の毛で覆われる。後ろ二対の歩脚は短くて背面につき、先が鉤(かぎ)状で貝殻・ホヤや海綿を背負う。生殖...
かい‐こう【海溝】
比較的急な斜面に囲まれた、細長い深海底の凹地。多くが深さ6000メートル以上を示し、長さは数百キロから数千キロに及ぶ。海洋プレートが沈み込む境界と考えられ、陸側は地震活動が活発。トレンチ(tre...
かい‐つか・む【掻い掴む】
[動マ四] 1 しっかりつかむ。「乱髪を—・んで、首をかけ共かかれず」〈虎明狂・文蔵〉 2 「かいつまむ」に同じ。
かえり‐ざき【返り咲き】
1 春の花が小春日和に誘われて、時節でもないのにまた咲くこと。狂い咲き。二度咲き。《季 冬》 2 一度失った地位に再び就くこと。カムバック。