きんじ‐て【禁じ手】
1 相撲・囲碁・将棋などで、禁じられている技、または手。用いると反則負けとなる。相撲では、握りこぶしで打つことや頭髪を故意につかむことなど。囲碁では、劫(こう)の状態で、1回待たずにすぐ一目を取...
きょう‐はい【狂俳】
1 戯れやこっけいを主とする俳諧。 2 雑俳の冠付(かむりづ)けの一。七五調で意味が浅く内容は単純。江戸後期、名古屋を中心に流行。
ぎりり
[副]物のきしる音を表す語。「奥歯を—とかむ」
きょり‐かん【距離感】
1 対象までの距離を把握する感覚。「パットの—をつかむ」 2 相手に対して、心のへだたりがあると思う気持ち。「彼との—を保つ」
きわ‐な・し【際無し】
[形ク] 1 限りがない。果てしない。「才(ざえ)といふもの、いづれも—・くおぼえつつ」〈源・若菜下〉 2 限りなくすばらしい。「仮名(かむな)のみなむ、今の世はいと—・くなりたる」〈源・梅枝〉
きん‐じき【禁色】
1 律令制で、位階によって衣服の色が定められ、相当する位階より上位の色の着用が禁じられたこと。また、その色。 2 天皇や皇族などの衣服の色で、臣下の着用が禁じられたもの。黄櫨染(こうろぜん)・青...
ぎんがてつどうのよる【銀河鉄道の夜】
宮沢賢治の童話。生前未発表。昭和16年(1941)刊。貧しい少年ジョバンニが、級友を救おうとして溺死(できし)した親友カムパネルラとともに、夢の中で銀河鉄道に乗って宇宙を旅するという幻想的な作品。
かん‐ほ・く【神寿く】
[動カ四]⇒かむほく
かん‐はた【綺】
《古くは「かむはた」と表記》日本古代の織物の名で、幅の狭いひも状の織物。横糸に色糸を用いて織り縞を表している。朝服の帯や経巻の巻き緒(お)に使われている。綺(き)。
かわ‐むつ【河鯥】
コイ科の淡水魚。全長約20センチ。主に山地の川にすみ、体形はオイカワに似る。体色は褐色で、体側に暗青色の1本の縦帯がある。繁殖期の夏には体色が赤くなり、特に雄で著しい。本州中部地方以西に分布。あ...