鴨(かも)が葱(ねぎ)を背負(しょ)って来(く)る
《鴨の肉にネギまで添えてあって、すぐ鴨鍋ができる意から》好都合であること、おあつらえむきであることのたとえ。
かも‐がみ【加茂紙】
新潟県加茂市付近から産する紙。糊(のり)を加えないので、じょうぶなことで有名。
かも‐がや【鴨茅】
イネ科の多年草。高さ約1メートル。葉は線形。夏、緑色または暗紫色の穂を円錐状につける。ヨーロッパ・西アジアの原産。牧草として日本に入り、野性化。オーチャードグラス。
かもがわ【鴨川】
千葉県南部の市。太平洋に面し、江戸時代初期から発展して近海漁業が盛ん。観光地・海水浴場。平成17年(2005)2月天津小湊(あまつこみなと)町と合併。人口3.6万(2010)。
かも‐がわ【賀茂川/鴨川】
京都市東部を南流する川。桟敷ヶ岳(さじきがたけ)に源を発し、桂(かつら)川に注ぐ。長さ35キロ。高野川との合流点から上流を賀茂川、下流を鴨川と書く。友禅染めの水洗いに利用。
かもがわ‐おどり【鴨川踊(り)】
京都先斗町(ぽんとちょう)の芸妓(げいぎ)の舞踊会。毎年春秋2回、先斗町歌舞練場で行われる。明治5年(1872)祇園(ぎおん)の都踊りに対抗して創始。
かもがわ‐し【鴨川市】
⇒鴨川
かもがわ‐シーワールド【鴨川シーワールド】
千葉県鴨川市にある水族館。昭和45年(1970)の開館時からシャチを飼育し、繁殖にも成功。シャチのほか、イルカやアシカなど海獣の飼育に力を入れている。
かもがわ‐ぞめ【賀茂川染/鴨川染】
1 京染めの総称。 2 友禅染めの一種で、模様のやや大きいもの。
かもがわ‐にんぎょう【賀茂川人形/鴨川人形】
⇒木目込(きめこ)み人形