かゆ【粥】
水を多くして米を軟らかく煮たもの。「—を炊(た)く」「—をすする」
か‐ゆ【花油】
植物の花から得られる揮発性の芳香油を、香りが消えないように脂肪油に吸着・固定させたもの。
か・ゆ【換ゆ/替ゆ/代ゆ/易ゆ】
[動ヤ下二]《「か(換)う」が、中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「かゆる」となる例が多い》「か(換・替・代)える」に同じ。「先(せん)にうったる宿札—・ゆる法はなけれども」〈浄・嫗山姥〉
かゆ・い【痒い】
[形][文]かゆ・し[ク]皮膚がむずむずして、かきたい感じがするさま。かいい。「背中が—・い」 [派生]かゆがる[動ラ五]かゆげ[形動]かゆさ[名]かゆみ[名]
痒(かゆ)い所(ところ)に手(て)が届(とど)く
細かいところまで配慮が行き届いて、気が利いていることのたとえ。
か‐ゆうかい【過融解】
純粋な物質が融点以下の温度で液体の状態を保っている状態。
かゆう‐ごうきん【可融合金】
⇒易融合金(いゆうごうきん)
か‐ゆうずい【仮雄蕊】
葯(やく)や花糸が発達せず、本来の生殖機能をもたない雄しべ。雌雄異株または雌雄異花の植物の雌花にみられる。
かゆ‐うら【粥占】
年占(としうら)の一。正月15日に粥を作るとき、粥の中に粥掻き棒や竹管を入れ、それについたり入ったりした米粒の量で一年の豊凶を占う。農家の小正月の行事、神社の神事として行われる。《季 新年》
かゆかき‐ぼう【粥掻き棒】
粥占(かゆうら)に用いる棒。ヌルデの木などの先端に裂け目を入れ、この棒で粥をかきまわし、付着した米粒の多寡で豊凶を占う。