からす‐の‐あしあと【烏の足跡】
目じりにできる小じわ。
からす‐のえんどう【烏野豌豆】
マメ科の越年草。山野や道端にみられ、高さ60センチくらい。葉は羽状複葉で、先端は巻きひげとなる。春、淡紅紫色の蝶形の花を開く。緑肥にする。ヨーロッパの原産。やはずえんどう。
烏(からす)の頭(かしら)が白(しろ)くなる
《人質になっている燕の太子丹に、秦王が烏の頭が白くなり、馬に角が生えたら帰国を許すと言ったという「史記」刺客伝賛注の故事から》ありえないことのたとえ。烏の頭白く馬角(うまつの)を生ず。
烏(からす)の頭(かしら)白(しろ)く馬(うま)角(つの)を生(しょう)ず
⇒烏の頭が白くなる
烏(からす)の髪(かみ)
黒くてつやのある髪。
からす‐の‐きゅう【烏の灸】
子供などの口のわきにできる白いただれ。
烏(からす)の行水(ぎょうずい)
入浴時間が短いことのたとえ。
からす‐の‐ごま【烏の胡麻】
アオイ科の一年草。山野や荒れ地に生え、高さ約60センチ。葉は卵形で先がとがる。秋、黄色い5弁花が咲く。実は細長い角状。
烏(からす)の雌雄(しゆう)
《「詩経」小雅・正月から》二つのものが似ていて区別しにくいことのたとえ。
からすのぬれば‐いろ【烏の濡れ羽色】
水にぬれた烏の羽のように、黒くてつやつやした色。「髪は—」