かる【軽】
奈良県橿原(かしはら)市大軽(おおかる)付近の古地名。古代には交通の要地で軽の市(いち)があった。
か・る【刈る/苅る】
[動ラ五(四)] 1 伸び茂っているものを根元を残して切り払ったり、切り取ったりする。「草を—・る」「髪を—・る」 2 演劇で、俳優や時間その他の都合により、上演中の脚本の一部分を省略して演じる...
か・る【狩る】
[動ラ五(四)] 1 鳥獣を追いかけて捕らえる。狩りをする。「鹿を—・る」 2 罪人などを捕らえるために捜し求める。「山を—・る」 3 花や草木を、観賞するために尋ね探す。「桜を—・り、紅葉を求...
か・る【借る】
[動ラ五(四)]「借りる」に同じ。「父の—・ろうとする漢籍は」〈漱石・明暗〉 「人妻と何(あぜ)かそを言はむ然(しか)らばか隣の衣(きぬ)を—・りて着なはも」〈万・三四七二〉 [補説]近世後期、...
か・る【駆る/駈る】
[動ラ五(四)] 1 追いたてる。せきたてて追う。「牛を—・ってさくの中に追い込む」 2 速く走らせる。急がせる。「車を—・って現場へ急ぐ」 3 ある行動を取らなければならないような気持ちにする...
か・る【枯る】
[動ラ下二]「か(枯)れる」の文語形。
か・る【涸る】
[動ラ下二]「か(涸)れる」の文語形。
か・る【嗄る】
[動ラ下二]「か(嗄)れる」の文語形。
か・る【離る】
[動ラ下二]《「枯れる」と同語源》 1 空間的に遠くなる。はなれる。「朝に日(け)に見まく欲りするその玉をいかにせばかも手ゆ—・れずあらむ」〈万・四〇三〉 2 時間的に遠くなる。間遠になる。「玉...