かんかく‐ろん【感覚論】
経験論の一種。感覚的知覚以前には人間の心は白紙の状態であり、いっさいの認識の起源は感覚にあるとする立場。近代の認識論では、イギリスのロック、フランスのコンディヤックに代表される。
かんか‐けい【寒霞渓】
香川県の小豆(しょうど)島にある、奇岩と紅葉の景勝地。星ヶ城山の西方に位置する。もとは鉤掛(かぎかけ)山・神懸(かんがけ)山とよばれたが、明治初期に詩人の藤沢南岳がこの字を当てた。
かんか‐こどく【鰥寡孤独】
妻を失った男、夫を失った女、親のない子、老いて子のない人。寄る辺ない身の上。
かんか‐じぎょう【感化事業】
非行の性癖のある少年少女を保護・教育してその矯正を図る事業。
かん‐かつ【奸黠/姦黠】
[名・形動]悪賢いこと。また、そのさま。狡猾(こうかつ)。「吾人は—の悪人の、今一層—なるを厭わず」〈蘇峰・近来流行の政治小説を評す〉
かん‐かつ【寛闊】
[名・形動] 1 性格や気持ちがおおらかで、ゆったりしていること。また、そのさま。「—な心」 2 服装や性格・気質などがはでなこと。また、そのさま。「三番叟(さんばそう)らしい—な狂言の衣裳をつ...
かん‐かつ【管轄】
[名](スル)権限をもって支配すること。また、その支配の及ぶ範囲。「国土交通省が—する機関」「—外」
かんかつ‐かんちょう【管轄官庁】
ある事柄・地域などを管轄する官庁。管庁。
かんかつ‐がい【管轄外】
管轄の範囲外。「急病人を—の隣県まで搬送する」
かんかつ‐さいばんしょ【管轄裁判所】
ある事件について、その管轄権をもつ裁判所。