かんせつ‐しんりゃく【間接侵略】
外国の反政府団体などに物的・財政的・軍事的援助を与え、大規模な武装蜂起(ほうき)・内乱などを起こさせること。→直接侵略
かんせつ‐じさつ【間接自殺】
自殺することができず、殺人など重大な犯罪を実行し死刑になることで自分の命を絶つこと。
かんせつ‐すいり【間接推理】
論理学で、二つ以上の判断を前提として結論を導く推理。三段論法がその典型。→直接推理
かんせつ‐せいはん【間接正犯】
事情を知らない者、責任能力のない者または故意のない者の行為を利用して犯罪を実行すること。→直接正犯
かんせつ‐せんきょ【間接選挙】
一般選挙民が選挙人を選出し、その選挙人の投票によって候補者の当落を決定する選挙方法。米国の大統領選挙など。複選挙。→直接選挙
かんせつ‐ぜい【間接税】
法律上の納税義務者と実際の租税負担者とが一致せず、納税義務者以外の者に転嫁されることになる租税。酒税・タバコ税・有価証券取引税など。間税。→直接税
かんせつ‐そけん【間接訴権】
⇒債権者代位権(さいけんしゃだいいけん)
かんせつ‐だいり【間接代理】
他人の計算において、自分の名で取引などをすること。問屋・仲買人の取り次ぎに関する行為など。取引などの効果が間接代理人に帰属したあとで代理人から委託者に移転される形をとる。→直接代理
かんせつ‐ていこうかねつろ【間接抵抗加熱炉】
抵抗炉の一。被加熱物に直接電流を流すのではなく、ニクロム線や炭化ケイ素に電流を流して炉を加熱するもの。→直接抵抗加熱炉
かんせつ‐てき【間接的】
[形動]何かが間に立った状態で物事が行われたり関係したりするさま。「—な援助」「—に彼を知っている」⇔直接的。