かん‐なり【雷鳴】
1 「かみなり」の音変化。 2 「雷鳴(かんなり)の壺(つぼ)」の略。
かんなり‐の‐じん【雷鳴の陣】
「かみなりのじん」に同じ。「—の舎人(とねり)」〈枕・二五八〉
かんなり‐の‐つぼ【雷鳴の壺】
「かみなりのつぼ」に同じ。「—に人々集まりて」〈古今・秋上・詞書〉
かんな‐れんく【漢和聯句】
鎌倉時代以後行われた連歌・聯句の一形式。発句を五言の漢詩句で始め、以下、和語の句と交互に詠み進めるもの。かんわれんく。→和漢聯句(わかんれんく)
カンナレージョ【Cannaregio】
イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアの一地区。ベネチア本島北部、大運河(カナルグランデ)の北側の一帯をさす。サンタルチア駅があり、ベネチアの陸の玄関口にあたる。ゴシック様式の傑作とされる館カド...
かんなわ‐おんせん【鉄輪温泉】
大分県、別府温泉郷の温泉の一。地獄巡りの中心。泉質は単純温泉・塩化物泉・含鉄泉など。
かんなわこうづまつだ‐だんそうたい【神縄国府津松田断層帯】
神奈川県西部の丹沢山地南縁から、小田原市の相模湾岸まで約25キロメートルにわたって、東西および北西・南東方向に走る断層帯。すべての断層が活動すると、マグニチュード7.5程度の大地震になると考えら...
かん‐なん【患難】
悩みや苦しみ。難儀。患苦。「甚しき—に逢いたれども」〈中村訳・西国立志編〉
かん‐なん【艱難】
[名・形動](スル)困難に出あって苦しみ悩むこと。また、そのさま。「—をしのぐ」「現状に屏息(へいそく)せず—して一路の光明を求め」〈有島・星座〉 「初めから、—な生活を送るつもりだ」〈藤村・家〉
カンナン【広南】
1592年、安南の阮(グエン)氏がベトナム南部に建てた国。約200年の間、ハノイの鄭氏と抗争したが、1775年、鄭氏に滅ぼされた。