かん‐にえ【神嘗】
《「かむにへ」とも表記》「かんなめ」に同じ。
かんにえ‐の‐まつり【神嘗の祭】
「神嘗祭(かんなめさい)」に同じ。
寒(かん)に帷子(かたびら)土用(どよう)に布子(ぬのこ)
《寒の頃に帷子、夏の土用の頃に布子は無用であることから》季節外れで役に立たないこと。
癇(かん)に障(さわ)・る
気に入らないで腹立たしく思う。「あの話し方が—・る」
簡(かん)にして要(よう)を◦得(え)る
簡単であるが、よく要点をつかんでいる。「—◦得た説明」
感(かん)に堪(た)え◦ない
非常に感動して、それを表に出さずにはいられない。「—◦ないという面持ち」
感(かん)に堪(た)・える
《「感に堪えない」を打消しの語を伴わないで用いたもの》「感に堪えない」に同じ。「味噌汁(おつけ)を装う白々とした手を、—・えて見て居たが」〈鏡花・婦系図〉
かん‐にち【坎日】
暦注の一。外出など万事に凶であるとする日。
かん‐にゅう【乾乳】
家畜の搾乳を停止すること。
かん‐にゅう【嵌入】
[名](スル)はめ込むこと。また、はまり込むこと。「その光景とは一見直接には関係しない純主観の一首を…—したのもある」〈寅彦・連句雑俎〉