かんのう‐の‐じょうらん【観応の擾乱】
観応年間、足利尊氏とその弟直義(ただよし)の政争。一時和睦したが、観応3年(1352)直義は鎌倉で毒殺された。
かん‐のうよう【肝膿瘍】
大腸菌・ぶどう球菌や赤痢アメーバの感染によって肝臓が化膿する病気。悪寒・発熱・疼痛(とうつう)などの症状がある。肝臓膿瘍。
肝脳(かんのう)を絞(しぼ)・る
あるだけの知恵を絞って考える。
かん‐の‐きみ【長官の君】
1 「尚侍(ないしのかみ)」に同じ。 2 律令制の官司の長官。かんのとの。
かん‐の‐ちょう【官の庁】
太政官(だいじょうかん)庁。
かん‐の‐つかさ【官の司】
太政官(だいじょうかん)。また、太政官庁。かんのちょう。
かん‐の‐との【長官の殿】
律令制の官司の長官。かんのきみ。こうのとの。
かんの‐どうめい【簡野道明】
[1865〜1938]漢学者。愛媛の生まれ。名は「みちあき」とも。東京女高師教授。中国へ留学し、古書の収集と研究に努力。漢和辞典「字源」を編集。著「論語解義」など。
かん‐の‐みず【寒の水】
寒中の水。薬になるといわれ、この水で餅(もち)をついたり、服薬に用いたりする。《季 冬》「見てさへや惣身にひびく—/一茶」
かん‐の‐むし【疳の虫】
小児の疳を起こすと考えられていた虫。「—がおこる」「—封じ」