ひき‐こ・める【引(き)込める】
[動マ下一][文]ひきこ・む[マ下二]「ひっこめる」に同じ。「津田は笑いながら手を—・めた」〈漱石・明暗〉
はくりき‐こ【薄力粉】
軟質の粉の得られる小麦を原料とした小麦粉。たんぱく質が少なく、水を加えてこねたときに粘りけが少ない。ケーキやてんぷらの衣に用いる。→強力粉(きょうりきこ) →中力粉
恥(はじ)を知(し)・る
恥ずべきことを知る。恥であることを自覚する。「—・るは勇(ゆう)に近し」
は‐こう【八講】
「はっこう」の促音の無表記。「院の御ために、—行はるべきこと、まづいそがせ給ふ」〈源・明石〉
恥(はじ)を捨(す)・つ
恥を恥とも思わないで行動する。「面(おも)なきことをば—・つとは言ひける」〈竹取〉
ねん・ずる【念ずる】
[動サ変][文]ねん・ず[サ変] 1 物事の成就などを強く願う。「成功を—・ずる」 2 心の中で神仏に祈る。また、経文・名号などを心の中で唱える。「如来の済世を—・ずる」「弥陀の名号を—・ずる」...
はじ‐しらず【恥知らず】
[名・形動]恥ずべきことをして平気でいること。厚顔であること。また、その人や、そのさま。「—な行為」
能事(のうじ)畢(おわ)れり
自分のなすべきことは全部終わった。能事足れり。
ねんじ‐すぐ・す【念じ過ぐす】
[動サ四]我慢して時を過ごす。「人の言ひ伝ふべきころほひをだに思ひのどめてこそはと—・し給ひつつ」〈源・幻〉
はた・く【叩く】
[動カ五(四)] 1 打ち払う。ほこりなどをたたいて払う。「障子を—・く」 2 平たいもので打つ。たたく。「ほおを—・く」「布団を—・く」 3 持っている金を使い尽くす。「財布の底を—・く」 4...