きしだ‐としこ【岸田俊子】
[1864〜1901]婦人運動家。京都の生まれ。号は湘烟(しょうえん)。明治初期、自由民権・男女同権を説いた。自由党副総理(副党首)中島信行と結婚し、外交界にも活躍。著「善悪の岐(ちまた)」など。
きしだ‐は【岸田派】
自由民主党の派閥の一。平成20年(2008)に古賀派と谷垣派が合流・再統合した宏池会で、同24年に党総裁の谷垣禎一の総裁選再出馬を古賀誠が支持しなかったことで対立が生じ、谷垣らが再び離脱。残った...
きしだ‐ふみお【岸田文雄】
[1957〜 ]政治家。東京の生まれ。祖父・父とも衆議院議員を務めた家系で、早稲田大学卒業後、日本長期信用銀行に入行。父の死を受け出馬した平成5年(1993)の総選挙で、旧広島1区(中選挙区)か...
きしだ‐りゅうせい【岸田劉生】
[1891〜1929]洋画家。東京の生まれ。吟香の子。白馬会洋画研究所で学び、のちフュウザン会を結成。北方ルネサンス特にデューラーの影響を受けて細密な写実描写に転じ、草土社を創立。晩年は宋元画・...
きしだん‐せりょういん【騎士団施療院】
《Sacra Infermeria》マルタの首都バレッタにある建物。16世紀にマルタ騎士団の施療院として建造。聖エルモ砦に隣接し、グランド港を見下ろす高台に位置する。現在は地中海会議センターにな...
きしだんちょう‐の‐きゅうでん【騎士団長の宮殿】
《Grandmaster's Palace》マルタの首都バレッタにある宮殿。16世紀後半に、聖ヨハネ大聖堂の設計を手掛けたマルタ騎士団の設計技師ジェローラモ=カサールにより建造。現在は大統領府...
きし‐ちょうせん【箕子朝鮮】
前3世紀ごろ、朝鮮半島の北西部大同江流域に栄えた中国人の王国。首都は王険(現在の平壌)。始祖の箕子は、殷(いん)王朝の一族といわれる。前195年ごろ、衛満によって滅ぼされた。
き‐しつ【気室】
1 圧縮空気の入った室。 2 押し上げポンプの水を噴出する口と、シリンダーとの間に設ける、空気の入った室。 3 葉の、気孔につながる細胞間隙(かんげき)。また、苔(たい)類の葉状体の表皮下にある...
き‐しつ【気質】
1 気だて。気性。かたぎ。「母方から流れる芸術家の—」 2 中国で、万物を構成する物質である気によって形成される物の性質。特に宋(そう)学では、人間がそれぞれ別にもつ身体的、精神的な性質をいう。...
き‐しつ【記室】
1 中国の官職名の一。後漢に置かれ、長官のもとで文章・記録をつかさどった。 2 《1を経由して差し上げる意》手紙の相手を尊敬して、あて名の下につける語。