きせん‐スペクトル【輝線スペクトル】
原子がエネルギーの高い状態からもとの状態へと遷移するときに放射する光のスペクトル。元素により固有の単色光の明るい線となって現れる。
きせん‐せいうん【輝線星雲】
散光星雲のうち、電離したガスが光を放射する星雲。近傍にある高温の星からの紫外線によって励起される場合が多く、若い大質量星による場合はHⅡ領域、白色矮星の場合は惑星状星雲と呼ばれる。
きせん‐そくりょう【基線測量】
三角測量のもとになる基線の長さと方位角を正確に測定すること。繰り返しの測定で変化がわかるので、地殻変動の調査にも利用される。
きせんそこびきあみ‐ぎょぎょう【機船底引(き)網漁業】
1隻または2隻の機船で、トロール網以外の底引き網を引いて操業する漁業。
きせん‐だけ【喜撰岳】
京都府宇治市東部の山。喜撰が歌に詠んだ宇治山のこと。きせんやま。
きせん‐やど【木銭宿】
「木賃宿」に同じ。
きせん‐やど【汽船宿】
汽船の乗降客や積み荷などの取り扱いを業とする宿。
機先(きせん)を制(せい)・する
相手より先に行動して、その計画・気勢をくじく。「—・して攻勢に出る」 [補説]「機先を征する」と書くのは誤り。