出典:gooニュース
金日成氏の「太陽」掲げず 正恩氏、内部統率に自信か
韓国統一省によると、金日成氏の誕生日は1960年代から公休日に指定され、死後の97年から太陽節と呼ばれるようになった。太陽は「唯一の指導者」を示し、神格化の一環とされる。 今年は金日成氏と故金正日総書記の遺体が安置されている平壌のクムスサン太陽宮殿でも、最近訪れる頻度が減っていた金正恩氏だけでなく、党幹部全員の訪問が伝えられなかった。異例のことだ。
“最も重要な祝日”故・金日成主席の生誕記念日に異変 金正恩総書記の思惑は…
27歳で北朝鮮のトップになった時には自らの経験不足を補うためにも、絶大なカリスマ性を誇ったとされる祖父・金日成主席の偉功を借りた。
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15日付の労働新聞は、金日成主席の生誕112年に合わせ、14日に平壌(ピョンヤン)で若者たちによる祝賀公演などが開かれたと報じた。報道では、これまで金主席の誕生日を示してきた「太陽節」との表現がほぼ使用されておらず、韓国メディアは「先代に対する偶像化の水位を下げ、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の権威を高める意図がある」との分析を伝えている。
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