き‐めん【鬼面】
鬼の顔。また、鬼の顔にかたどった仮面。
き‐めん【貴面】
相手を敬って、その人と面会することをいう語。お目にかかること。「—ならねば便りも聞かず」〈浄・天の網島〉
きめん‐がに【鬼面蟹】
ヘイケガニ科のカニ。海底にすむ。甲は四角形で、甲幅約3.5センチ。甲の表面にいぼ状の突起があり、鬼面のように見える。はさみ脚は小さい。東京湾以南に分布。
きめんざん‐たにごろう【鬼面山谷五郎】
[1826〜1871]幕末の力士。第13代横綱。美濃(みの)の人。本名、田中新一。優勝7回。史上最も高齢の43歳で横綱免許を受けた。→第12代横綱陣幕 →第14代横綱境川
鬼面(きめん)人(ひと)を威(おど)す
見せかけだけ恐ろしそうにして人をおどかす。鬼面人を驚かす。