きめ‐て【決め手/極め手】
1 物事の真偽や勝負事での勝ち負けを決定する手段・方法。また、そのよりどころ。「—を欠く」「物的証拠が—となる」 2 物事を最終的に決める人。
決(き)めてかか・る
初めからそうなると思い込む。「第一球はストレートがくると、—・る」
きめ‐どころ【決め所/極め所】
1 物事の決着をつけるのに都合のよい箇所。また、その時機。「ここが勝負の—だ」 2 要所。急所。「湯風呂に長入りして磨けども、—を知らぬゆゑ、結句ただれたやうにてむさくろし」〈浮・敗毒散・一〉
キメラ【chimera】
1 ライオンの頭、蛇の尾、ヤギの胴をもち、口から火を吐くというギリシャ神話の怪獣。キマイラ。 2 生物学で、異なる遺伝子型の細胞が共存している状態の一個体。植物では接ぎ木したものにみられ、動物で...
キメラ‐こうげんじゅようたい【キメラ抗原受容体】
がん細胞を認識する一本鎖抗体と、T細胞を活性化させる分子のシグナル伝達領域を組み合わせた、キメラたんぱく質。遺伝子組み換え技術を用いて作製される人工的な抗原受容体。CAR(chimeric an...
キメラこうげんじゅようたいティーさいぼう‐りょうほう【キメラ抗原受容体T細胞療法】
⇒CAR-T細胞療法
キメラこうげんじゅようたいはつげんティーさいぼう‐りょうほう【キメラ抗原受容体発現T細胞療法】
⇒CAR-T細胞療法
キメラ‐たんぱくしつ【キメラ蛋白質】
遺伝子操作によって2種類以上のたんぱく質を結合させて作ったたんぱく質。→キメラ2
キメラ‐マウス【chimera mouse】
2種類以上の異系統のマウスの発生初期の胚を融合させることにより、人工的に作られるマウス。2種以上の遺伝的に異なる細胞から成る。
きめられない‐せいじ【決められない政治】
議会の二院間で多数派が異なるねじれ現象や、連立政権内の不一致などによって、国政の重要課題が先送りされる政治の状態をいう。