きょう‐けん【凶険/兇険】
[名・形動]心がよこしまで荒々しいこと。また、そのさま。「汝ら沙門の恐るる如き、—無道の悪魔ならんか」〈芥川・るしへる〉
きょう‐けん【狂犬】
1 狂犬病にかかった犬。 2 凶暴な人物のたとえ。
きょう‐けん【狂狷】
《「論語」子路から》いちずに理想に走り、自分の意思をまげないこと。
きょう‐けん【恭倹】
[名・形動]人に対してはうやうやしく、自分自身は慎み深く振る舞うこと。また、そのさま。「—己れを持す」
きょう‐けん【恭謙】
[名・形動]慎み深く、へりくだること。また、そのさま。「—な態度で人に接する」
きょう‐けん【強肩】
野球で、球を速く遠くまで正確に投げることができること。「—の外野手」
きょう‐けん【強健】
[名・形動]からだが強くて丈夫であること。また、そのさま。「—な身体」 [派生]きょうけんさ[名]
きょう‐けん【強堅】
[名・形動]強く、しっかりしていること。また、そのさま。堅固。「—な意志」
きょう‐けん【強権】
国家が司法上・行政上有する強い権力。
きょう‐けん【教権】
1 教師が学生・生徒に対してもつ権力。 2 宗教上の権威。特に、ローマ‐カトリック教会または教皇の権威・権力。