きょう【狂】
1 くるうこと。気がちがうこと。「—と呼び、痴と喚(よ)ぶ。敢て管せず」〈逍遥・当世書生気質〉 2 名詞の下に付いて、その事に熱中する人の意を表す。マニア。「競馬—」
きょう【京】
1 皇居のある土地。みやこ。「—へのぼる」 2 京都。 3 いろは歌の最後「す」の次につける語。 4 ⇒けい(京)
きょう【羌】
中国古代、青海地方に住んでいたチベット系の遊牧民族。後漢時代に陝西(せんせい)・甘粛に移り、五胡十六国時代に後秦(こうしん)を建国。隋・唐代には一族のタングート(党項)族が有力となり、その一部は...
きょう【香】
将棋で、「香車(きょうしゃ)」の略。
きょう【強】
[名]強いこと。また、強いもの。⇔弱。「—は弱を圧し、小は大の食となるは」〈逍遥・当世書生気質〉 [接尾]数量を表す語に付いて、実際はその数よりも少し多いことを表す。数の端数を切り捨てたとき...
きょう【経】
1 《(梵)sūtraの訳。音写は修多羅》仏や聖者の言行や教えを文章にまとめたもの。 ㋐十二分経の一。散文形式で示したもの。契経(かいきょう)。 ㋑三蔵の一の、経蔵。 ㋒広く、仏教に関する典籍一...
きょう【郷】
ふるさと。故郷。「—に帰る」
きょう【卿】
[名] 1 律令制で、八省の長官。 2 大納言・中納言・三位以上の人と四位の参議をいう敬称。公卿。 3 明治の太政官制で、各省の長官。 [接尾]英国で、爵位を持つ人の氏名に付ける尊称。Sir...
きょう【境】
1 場所。地域。土地。「無人の—」 2 心の状態。境地。「無我の—に入る」 3 環境。境遇。「誰しも—には転ぜらるる習いなり」〈露伴・露団々〉 4 仏語。五官および心の働きにより認識される対象。...
きょう【橋】
中枢神経の中脳と延髄との間の部分。左右の小脳半球を結ぶ橋ともなっている。腹側を錐体路(すいたいろ)が通り、また第5〜8脳神経の起始細胞群や神経伝導路が複雑に走る。脳橋。