きよつね【清経】
謡曲。二番目物。世阿弥作で、平家物語などに取材。源平の合戦で入水(じゅすい)した平清経の霊が、妻の前に現れて修羅の苦しみを語る。
きよ‐どころ【清所】
貴人の家の台所。御清所(おきよどころ)。御厨所(みずしどころ)。
きよながさんだいそろいもの【清長三大揃物】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長の代表作。天明年間前期に制作された揃物、「当世遊里美人合」「風俗東之錦」「美南見十二候」をさす。長身で健康的な清長風美人が描かれ、いずれの作品も高い評価を得ている。
きよ‐の【清野】
姓氏の一。 [補説]「清野」姓の人物清野謙次(きよのけんじ)キヨノサチコ
きよの‐さちこ【キヨノサチコ】
[1947〜2008]絵本作家。東京の生まれ。本名、清野幸子。イラスト・デザインなどの仕事を手がけたのち、昭和51年(1976)おおともやすおみとの共作絵本「ノンタンぶらんこのせて」「ノンタンお...
きよはら【清原】
姓氏の一。 古代の氏族。天武天皇の皇子舎人(とねり)親王の曽孫夏野に始まる家系と、舎人親王の子貞代王に始まる家系とがある。 [補説]「清原」姓の人物清原家衡(きよはらのいえひら)清原清衡(き...
きよ‐はらい【清祓】
神事の前後などに、清めのために行うはらい。きよはらえ。
きよ‐はらえ【清祓】
「きよはらい」に同じ。
きよはら‐の‐としかげ【清原俊蔭】
宇津保物語の登場人物。唐へ渡る途中、波斯(はし)国に漂着、仙人から七絃琴の秘曲と宝琴を授けられて帰朝。→京極上(きょうごくのうえ)
きよ‐ばり【清張り/清貼り】
ふすまを張るときに、下地の袋張りの上に、紙や布で上張りをすること。また、その紙や布。