きよ‐び【清火】
不浄を清めるために、火打ち石で打ち出す火。切り火。
きよ‐ぶき【清拭き】
[名](スル)濡(ぬ)れた布でふいたあと、仕上げとしてさらに乾いた布でふくこと。
きよ‐ぶん【寄与分】
遺産相続の際に、相続人が被相続人の財産の維持または増加に対して労務の提供や療養看護などにより特別の寄与をした場合に、付加される相続分。
きよ‐ほうへん【毀誉褒貶】
ほめることと、けなすこと。さまざまな評判。「—を顧みない」
きよ‐まわり【清まはり/浄まはり】
神事を行う前に、心身のけがれを清めること。潔斎。斎戒。「その日より—して」〈発心集・八〉
きよ‐まわ・る【清まはる/浄まはる】
[動ラ四] 1 物忌みして身を清く保つ。潔斎する。「この人々もみな精進し、—・りてあるに」〈源・浮舟〉 2 清くなる。「今は泣きののしるとも、事の—・らばこそあらめ」〈落窪・二〉
きよ‐ま・る【清まる/浄まる】
[動ラ五(四)]清らかになる。「身も心も—・る思いがする」
きよ‐み【清見】
温州ミカンの宮川早生とトロビタオレンジというオレンジを交配させて作った柑橘類の一種。収穫時期は3月中旬から5月。 [補説]昭和24年(1949)に静岡県の果樹試験場興津支場(現農研機構果樹研究所...
きよみ‐が‐せき【清見ヶ関】
平安時代、静岡市東部、旧清水市の興津(おきつ)にあった関。清見寺(せいけんじ)がその跡という。
きよみ‐がた【清見潟】
静岡市東部、旧清水市の興津(おきつ)から袖師にかけての海岸。清水港を隔てて三保(みほ)の松原に対する。[歌枕]「—波ぢの霧は晴れにけり夕日にのこるみほのうら松」〈玉葉・秋下〉