きり‐まい【切米】
1 中世、分納された年貢米。 2 江戸時代、幕府・藩が軽輩の士に与えた俸禄米または金銭。春・夏・冬の3期に分けて支給された。
きりまいてがた‐あらため【切米手形改】
江戸幕府の職名。勘定奉行に属し、旗本・御家人の切米受け取りの手形に関することをつかさどった。書替(かきかえ)奉行。
きり‐まえ【切(り)前】
1 義太夫節で、切(き)りの前の部分。また、それを語る太夫。 2 寄席で、最後から一つ前の演目。また、とりのすぐ前に出る芸人。
きり‐まく【切(り)幕】
1 「揚げ幕」に同じ。 2 歌舞伎で、1日の興行の最後の幕。切狂言。
きり‐まく・る【切り捲る/斬り捲る】
[動ラ五(四)] 1 手当たりしだいに切る。「敵を切って—・る」 2 いろいろな側面から相手を論難する。また、いろいろな相手を論難する。「その著書で日本の政治家を—・る」
きり‐まど【切(り)窓】
壁・羽目板などを切り抜いて作った明かり取りの窓。
きり‐まわし【切(り)回し】
物事を切り回すこと。切りもり。「家計の—がじょうずだ」
きり‐まわ・す【切(り)回す】
[動サ五(四)] 1 中心になって物事を処理する。また、巧みにやりくりする。「店をひとりで—・す」 2 物のまわりを切る。「髪を禿(かぶろ)に—・し」〈平家・一〉 3 あちらこちらを切る。また、...
キリマンジャロ【Kilimanjaro】
タンザニア北東部にある火山。大地溝帯に沿い、ケニアとの国境に近い。アフリカ大陸の最高峰。標高5892メートル。赤道付近に位置するが、氷河・万年雪がある。南西の麓ではコーヒーやバナナを栽培。周辺一...
キリマンジャロ‐こくりつこうえん【キリマンジャロ国立公園】
《Kilimanjaro National Park》タンザニア北東部の火山キリマンジャロ一帯に広がる国立公園。面積約755平方キロメートル。1973年、国立公園に指定。1987年、世界遺産(自...