どこ‐ぞ【何処ぞ】
[連語]どことはっきり指定できない場所をさす語。どこか。「—おけがなさいませんでしたか」「—近くへ出かけました」
てんにんごすい【天人五衰】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第4巻。昭和46年(1971)刊行。第1巻から第3巻までの主人公の転生者と思われた少年が本物ではないとわかる、寂寥(せきりょう)感の漂う作品。
どうてい‐せつ【童貞説】
聖母マリアは処女のまま聖霊によってキリストを産んだという説。
とうほう‐せいきょうかい【東方正教会】
キリスト教の三大分流の一。ロシア・中東・東欧を中心とする15の自立教会の連合体。1054年、東ローマ帝国圏のコンスタンティノポリスとローマの総主教座が、東西に分裂。以後、西方のローマ‐カトリック...
とう‐てつ【透徹】
[名](スル) 1 澄みきっていること。透きとおっていること。「—した秋の空」 2 筋道が、はっきりと通っていること。「—した理論」
とうほう‐の‐さんはかせ【東方の三博士】
《Magi》キリスト降誕の際に贈り物をささげた、カスパル・バルタザール・メルキオルの3人の博士。
とうきょう‐じょしだいがく【東京女子大学】
東京都杉並区にある私立大学。大正7年(1918)キリスト教主義に基づいた専門学校として設立。昭和23年(1948)新制大学に移行。とんじょ。
どうみょう‐じ【道明寺】
大阪府藤井寺市にある真言宗御室(おむろ)派の尼寺。山号は蓮土山。推古天皇の時代、菅原氏の祖である土師連八島(はじのむらじやしま)が自宅を寺として土師寺と称したのが始まりといわれる。道真の没...
どうじん‐きょうかい【同仁教会】
ユニバーサリストの日本での称。正しくはキリスト教同仁社団。
とう‐かく【統覚】
《apperception/(ドイツ)Apperzeption》 1 哲学で、知覚表象などの意識内容を自己の意識として総合し統一する作用。 2 心理学で、表象が意識に入ってはっきりと知覚されること。