いちぼく‐いっそう【一木一草】
1本の木、1本の草。また、きわめてわずかなもののたとえ。一草一木。「—をも慈しむ」「—とて生えない荒れ地」
いち‐ぞく【一粟】
一粒の粟(あわ)。転じて、きわめて小さい物のたとえ。「大海の—」
いち‐もう【一毛】
1 ひと筋の毛。転じて、きわめて軽いもの。わずかのもの。「九牛の—」 2 長さ・重さや割合などの単位。→毛(もう) 3 「一毛作」の略。
いちもん‐せん【一文銭】
1 1個1文の穴あき銭。江戸時代の最小単位の通貨。 2 きわめてわずかの銭。 3 紋所の名。1の形を図案化したもの。
おまえ‐さま【御前様】
[代]二人称の人代名詞。近世、男女ともに目上の人に用いた敬称。きわめて高い敬意を表す。あなたさま。「—はどれさまにおあひなされます」〈浮・一代女・二〉
かい‐たい【芥蔕】
《「芥」はからし粒、「蔕」は小さなとげの意》 1 胸のつかえ。わずかな心のわだかまり。 2 きわめてわずかなこと。「—も親をおろそかにするかたちあるものは、果して賊子となる」〈神皇正統記・仁徳〉
くっ‐きょう【屈強/倔強】
[形動][文][ナリ]きわめて力が強く頑丈なさま。究竟(くっきょう)。「—な若者」
きょく‐そく【局促/局趣】
[名](スル)かがまること。小さくちぢこまること。 [ト・タル][文][形動タリ]度量のきわめて小さいさま。「あたかもわが—たるをあざけるに似たり」〈藤村・春〉
きょく‐しょう【極少】
[名・形動]きわめて少ないこと。また、そのさま。「—な資源」
きょく‐だい【極大】
[名・形動] 1 きわめて大きいこと。また、そのさま。「—な被害」⇔極小。 2 関数f(x)がx=aにおいて増加から減少の状態に変わるとき、関数f(x)はx=aで極大であるという。このときのf(...