かみ‐ひとえ【紙一重】
1枚の紙の厚さほどのきわめてわずかな違い。「両者の実力は—の差だ」
亀(かめ)の甲(こう)より年(とし)の劫(こう)
《「劫」はきわめて長い時間。「甲」と「劫」と音が通じるところからいう》長年の経験が貴重であるということ。亀の甲より年の功。
か‐りゅう【顆粒】
1 小さなつぶになっているもの。「—状の胃腸薬」 2 トラコーマにかかったとき、結膜にできる水泡状の粒。 3 細胞や体液内のきわめて小さい粒子。
皮(かわ)を引(ひ)けば身(み)が付(つ)く
両者の関係がきわめて密接で、一方の事態が直接他方に影響することのたとえ。皮を引けば身が上がる。
かんげん‐てつ【還元鉄】
酸化鉄や鉄塩を水素などで還元して作った灰黒色の粉末状の鉄。きわめて酸化されやすく、触媒や貧血症の薬に用いる。
がく‐せい【楽聖】
きわめてすぐれた音楽家をたたえていう語。「—ベートーベン」
がしょく‐こちゅう【芽殖孤虫】
裂頭条虫の一種。成虫が同定されていないため、孤虫の名をもつ。人に寄生すると体内で出芽により分裂増殖し、きわめて高い致死率を示すが、感染例はまれ。感染経路や中間宿主は不明で、人以外の動物からも成虫...
が‐もう【鵝毛】
ガチョウの羽毛。また、白いものやきわめて軽いもののたとえ。がぼう。「牛の値(あたひ)、—よりも軽し」〈徒然・九三〉
ガリバーがた‐かせん【ガリバー型寡占】
《Gulliver's oligopoly》寡占市場において1社または数社の市場シェアが圧倒的に高く、他の企業との格差がきわめて大きい状況をいう。
がん‐ばん【岩盤】
地表の下にある岩石の層。岩石でできている地盤。また比喩的に、きわめて強固で崩しがたいもの。「—規制」