きんこう‐か【金紅花/金光花】
キンコウカ科の多年草。本州中部以北の高山などの湿原に群生。高さ20〜50センチ。葉は線形で、根から2列に重なって出る。夏、黄色い6弁花を穂状につける。
きんこう‐けい【近交系】
近親交配を繰り返し、形質の異なる個体を分離することによって作り出された、遺伝的に均一な動植物の個体群。ほとんどの遺伝子が同じ対立遺伝子をもつホモ接合体となっている。 [補説]すべての遺伝子または...
きんこう‐けいすう【近交係数】
近親交配の程度を表す指標。ある個体の二つの相同遺伝子1が共通の祖先の同一の遺伝子に由来する確率。固定指数。F値。
きんこう‐ざいせい【均衡財政】
経常支出総額が経常収入総額に等しい財政状態。
きんこうしゅく‐しょう【筋拘縮症】
筋肉組織の一部が破壊されて変性し、運動機能に障害が起こる疾患。日本では、乳児期に受けた筋肉注射が原因で、大腿四頭筋・殿筋・三角筋などに発症することが多い。
きん‐こうじゃくせい【近交弱勢】
近親交配により、両親よりも繁殖力や抵抗性などが低下すること。
きんこうせいび‐くいき【近郊整備区域】
市街地近郊の無秩序な市街地化を防止するため、計画的に市街地として整備する必要がある区域として、国土交通大臣が近畿圏の既成都市区域の近郊に指定する区域。近畿圏整備法に規定。→近郊整備地帯
きんこうせいび‐ちたい【近郊整備地帯】
市街地近郊の無秩序な市街地化を防止するために、市街地の整備と緑地の保全を計画的に行う必要がある区域として、国土交通大臣が指定する区域。首都圏整備法に規定。
きんこう‐せき【金紅石】
二酸化チタンからなる鉱物。赤・青・紫・黒・褐色などで、ふつうは柱状結晶。正方晶系。火成岩や変成岩に含まれる。人工結晶は人造宝石として用いられる。ルチル。
きんこう‐せんにん【琴高仙人】
中国、周代の趙(ちょう)の仙人。琴の名手で、鯉(こい)を巧みに乗りこなしたという。故事人物画の画題として知られる。