き
1 五十音図カ行の第2音。軟口蓋の無声破裂子音[k]と母音[i]とから成る音節。[ki] 2 平仮名「き」は「幾」の草体、片仮名「キ」は「幾」の草体の楷書化から変化したもの。
き
[助動][(せ・け)|○|き|し|しか|○]活用語の連用形に付く。ただし終止形はカ変動詞には付かず、連体形・已然形は、カ変動詞の未然形・連用形、サ変動詞の未然形に付く。話し手または書き手の過去の...
き
[接尾]中古、童女などの名に付けて呼ぶ語。「雀の子をいぬ—が逃がしつる」〈源・若紫〉
き【亀〔龜〕】
[常用漢字] [音]キ(呉)(漢) [訓]かめ 〈キ〉 1 爬虫(はちゅう)類の名。カメ。「亀甲(きこう・きっこう)/神亀」 2 占いに用いるカメの甲。「亀鑑・亀卜(きぼく)・亀裂」
〈かめ...
き【企】
[常用漢字] [音]キ(呉)(漢) [訓]くわだてる 1 つまだちする。つまだちして望む。「企及」 2 先々のことをもくろむ。計画する。「企画・企業・企図」 [名のり]もと
き【伎】
[常用漢字] [音]キ(漢) ギ(呉) [訓]わざ 1 細かいわざ。「伎癢(ぎょう)・伎倆(ぎりょう)」 2 芸人。芸者。「伎楽」
き【几】
1 机。「司馬遷は—に凭(よ)ったまま」〈中島敦・李陵〉 2 脇息(きょうそく)。
き【几】
[音]キ(呉)(漢) [訓]つくえ おしまずき 物を載せたり、ひじや腰を掛けたりする足つきの台。「几案・几帳/床几(しょうぎ)・浄几」
き【匹/疋】
[接尾]《「ぎ」とも》助数詞。 1 馬などを数えるのに用いる。「ゆきやらで雪の尾花と見つるかなひと—ふた—の駒にまかせて」〈夫木・一八〉 2 反物の布帛(ふはく)を数えるのに用いる。「幾—ともえ...
き【卉】
[音]キ(漢) くさ。草の総称。「卉木(きぼく)/花卉」