ぎん‐らん【銀蘭】
ラン科の多年草。低山の木陰に生え、高さ20〜30センチ。茎の上部に楕円形の葉を2、3枚つける。春、数個の白い小花をつける。《季 春》
ぎん‐らん【銀襴】
綾地または繻子地(しゅすじ)に銀糸で文様を織り出した織物。
ぎんりょう‐そう【銀竜草】
ツツジ科の多年生の菌従属栄養植物。山地の陰地に生え、高さ約10センチ。褐色の根以外はすべて白く半透明。茎は太く直立し、うろこ状の葉が重なってつく。夏、茎先に、下向きの花を1個開く。水晶蘭。幽霊茸...
ぎん‐りん【銀輪】
1 銀で作った輪(わ)。また、銀色の輪。 2 自転車の車輪。また、自転車。
ぎん‐りん【銀鱗】
銀色のうろこ。また、銀色に光ってみえる魚。「急流に—が躍る」
ぎん‐る【銀縷】
銀の糸。また、銀色の糸。
ぎん‐れい【銀鈴】
銀製のすず。銀色のすず。
ぎん‐れい【銀嶺】
雪が積もって銀白色に輝く山。
ぎんれい‐か【銀鈴花】
サクラソウ科の多年草。山地の湿った地に生え、高さ30〜60センチ。葉は互生し、長楕円形で先がとがる。夏、白い小花を総状につけ、花はほとんど開かない。みやまたごぼう。
ぎんれいのはて【銀嶺の果て】
黒沢明原作・脚本、谷口千吉監督による映画の題名。昭和22年(1947)公開。谷口の初監督作品で、俳優三船敏郎のデビュー作品。その他の出演者は志村喬、若山セツ子ほか。