くくり‐ぞめ【括り染(め)】
⇒絞(しぼ)り染め
くくり‐つ・ける【括り付ける】
[動カ下一][文]くくりつ・く[カ下二]ひもなどで他のものに縛りつける。また、比喩的に行動の自由を奪う。「荷物を車の荷台に—・ける」「一週間も一つ所に—・けられなければならない現在の自分」〈漱石...
くくり‐なおし【括り直し】
事業などの枠組みを再編成すること。取引所での売買の単位となる、また、株主総会での議決権の単位となる株式数を変更すること。1000株単位から100株単位に変えるなど。取締役会で定款変更決議が必要。
くくり‐ばかま【括り袴】
裾口にひもを通してくくり、すぼめた袴。指貫・狩袴など。「其の身は玉だすきをあげて—利根(りこん)に、烏帽子(えぼし)をかしげに被(かづ)き」〈浮・永代蔵・四〉
くくり‐ひも【括り紐】
物をくくるのに使うひも。
くくり‐まくら【括り枕】
布帛(ふはく)で筒形に縫い合わせ、そば殻・茶殻などを入れ、両端をくくって作る枕。箱枕・木枕などと区別していう。
くくり‐もの【括り物】
くくり染め(絞り染め)にしたもの。「巻き染め、むら濃、—など染めたる」〈枕・一五九〉
くくり‐わな【括り罠】
動物が仕掛けに脚を踏み入れるとワイヤーが締まり、捕獲する罠。
くく・る【括る】
[動ラ五(四)] 1 ひもや縄などを掛けて、ばらばらの物を一つにまとめて縛る。束ねる。「古新聞をひもで—・る」 2 ある物に他の物を縛りつける。ひっくくる。「犯人を木に—・る」 3 物事にまとま...
くぐ・る【潜る】
[動ラ五(四)]《古くは「くくる」とも》 1 物の下や狭い間・中を、姿勢を低くして通って向こう側へ出る。また、門やトンネルなどを通り抜ける。「暖簾(のれん)を—・って店に入る」「障害物競走ではし...