くぐ【莎草/磚子苗】
イヌクグの別名。
く‐ぐ【供具】
神仏に供えるもの。供物(くもつ)。また、供物を供える器具。
くぐい【鵠】
《「くくい」とも》白鳥(はくちょう)の古名。《季 冬》「今高往く—の音を聞きて」〈記・中〉
くぐ‐せ【屈背/傴僂】
背骨が曲がっていて、のびないこと。〈名義抄〉
くぐつ【裹】
1 クグで編んだ手提げ袋。「潮干(しほかれ)の三津(みつ)の海女の—持ち玉藻(たまも)刈るらむいざ行きて見む」〈万・二九三〉 2 糸・わらなどで編んだ網の袋。「絹綾を糸の—に入れて」〈宇津保・国譲下〉
くぐつ【傀儡】
1 歌などに合わせて舞わせる操り人形。でく。かいらい。 2 平安時代以降、1を操ったりして各地を漂泊した芸人。のち、一部は寺社に仕え、布教に従事した。傀儡回し。傀儡師。 3 《傀儡回しの女たちが...
くぐつ‐し【傀儡師】
「傀儡(くぐつ)2」に同じ。《季 新年》「—の前だれ赤き女ぶり/由基人」
くぐつ‐まわし【傀儡回し】
「傀儡(くぐつ)2」に同じ。
くぐつ‐め【傀儡女】
⇒傀儡3
くぐ‐なわ【莎草縄】
クグの茎を裂いて作る細い縄。銭差しや器物を束ねるのに使う。くぐつな。