くし‐め【櫛目】
櫛で髪の毛をすいたあとにできる筋目。「—の通った髪」
くしめもん‐どき【櫛目文土器】
中石器・新石器時代の土器の一。ユーラシア大陸北部に分布し、櫛歯状のもので幾何学的文様がつけてある。日本の縄文土器にもそれに類するものがあり、また、弥生土器にも似た文様をもつものがある。
くしもと【串本】
和歌山県南端、東牟婁(ひがしむろ)郡の地名。遠洋漁業の基地。潮岬(しおのみさき)・橋杭岩(はしくいいわ)などの観光地がある。沿岸部は暖流の影響で珊瑚礁(さんごしょう)など亜熱帯海域の生物がみられ...
くしもと‐かいちゅうこうえん【串本海中公園】
和歌山県串本町にある海域公園。串本の海を再現した水族館や、サンゴが群生する海に突き出た海中展望塔などがある。
くしもと‐ちょう【串本町】
⇒串本
くしもと‐ぶし【串本節】
和歌山県串本地方の民謡。幕末ごろ、他国の門付けが伝えたものといわれる。囃子詞(はやしことば)から「オチャヤレ節」とよばれ、祭礼の御輿(みこし)行列に歌われていた。のち座敷歌となり、大正末期に全国...
く‐しゃ【句者】
好んで俳句を作る人。また、俳句を作るのがじょうずな人。
くしゃ【倶舎】
《(梵)kośaの音写。籠(かご)・箱の意。蔵・倉と訳》 1 「倶舎宗」の略。 2 「倶舎論」の略。
くしゃ‐くしゃ
[副](スル) 1 紙・布などを丸めたりもんだりして、しわだらけにするさま。「書き損じた便箋(びんせん)を—(と)丸める」 2 いらいらして気分が晴れないさま。「雨続きで気分が—する」 3 整...
くしゃく‐にけん【九尺二間】
《間口9尺(約2.7メートル)、奥行き2間(約3.6メートル)の家の意》きわめて狭い家。粗末な住居。