くじゅう‐の‐ぼさつ【旧住の菩薩】
仏語。新しく浄土に往生した菩薩(新往の菩薩)に対し、久しい以前から浄土に住んでいる菩薩。
く‐じゅう‐めつ‐どう【苦集滅道】
仏教の根本教理を示す語。「苦」は生・老・病・死の苦しみ、「集」は苦の原因である迷いの心の集積、「滅」は苦集を取り去った悟りの境地、「道」は悟りの境地に達する修行。四諦(したい)。
苦汁(くじゅう)を嘗(な)・める
つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の—・める」 [補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。
く‐じょ【駆除】
[名](スル)害を与えるものを追い払うこと。「害虫を—する」「コンピューターウイルスを—する」
く‐じょう【九条】
「九条の袈裟(けさ)」の略。
くじょう【九条】
平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。九条大路。 ⇒九条通り
くじょう【九条】
姓氏の一。 五摂家の一。関白藤原忠通(ただみち)の三男兼実(かねざね)が京都九条に住んで九条家を創設したのに始まる。のち、兼実の曽孫(そうそん)良実・実経が二条・一条家を立てた。 [補説]「...
く‐じょう【公請】
僧侶が、朝廷から法会(ほうえ)や講義に召されること。また、その僧。「—つとめて、在京の間、ひさしく成りて」〈宇治拾遺・四〉
く‐じょう【苦情】
1 他から害や不利益などをこうむっていることに対する不平・不満。また、それを表した言葉。「—を言う」「—が殺到する」 2 苦しい事情。「或は関東の—を演(の)べ」〈染崎延房・近世紀聞〉
く‐じょう【宮掌】
伊勢神宮や熱田神宮の神職の一。権禰宜(ごんのねぎ)の下に置かれる。みやじょう。