じゅん‐しゃく【巡錫】
[名](スル)《錫杖(しゃくじょう)を持って巡行する意》僧が、各地をめぐり歩いて教えを広めること。「—して説法を続ける」
しょう‐きち【小吉】
おみくじなどで、少し縁起のよいこと。
じょう【杖】
[人名用漢字] [音]ジョウ(ヂャウ)(呉) [訓]つえ 1 つえ。「戒杖・鳩杖(きゅうじょう)・錫杖(しゃくじょう)」 2 棒で打つ。「杖刑」 [名のり]き・もち [難読]虎杖(いたどり)・毬...
しょう‐ぎょう【正行】
仏語。 1 仏教の実践修行としての正しい行い。 2 浄土門で、往生を可能にする、読誦(どくじゅ)・観察・礼拝・称名・讃歎供養(さんたんくよう)の五つ。称名を特に正定業(しょうじょうごう)とし、他...
しょうしん‐げ【正信偈】
親鸞(しんらん)の著「教行信証」の行巻にある正信念仏偈のこと。弥陀・釈迦・七祖の教えを述べたもので、真宗では和讃(わさん)とともに読誦(どくじゅ)する。
しょう‐しき【声色】
仏語。聴覚・視覚など感覚の対象となるもの、すなわち六境のこと。六塵(ろくじん)。
しょう‐ざこつこう【小坐骨孔】
寛骨の小坐骨切痕(しょうざこつせっこん)と仙棘靭帯(せんきょくじんたい)および仙結節靭帯(せんけっせつじんたい)に囲まれた部分。
じょう‐ごう【成功】
《公事(くじ)をつとめて、功を成す意》平安中期以降に盛んになった売官制度。私財を朝廷に寄付して造宮・造寺などを行った者が、その功によって官位を授けられるもの。
しなし◦たり【為成したり】
[連語]《動詞「しな(為成)す」の連用形「しなし」+完了の助動詞「たり」》失敗したときに発する語。しそんじた。しまった。しくじった。「—◦たりと貫一は密に術無き拳を握れり」〈紅葉・金色夜叉〉
じ‐どう【慈童】
菊慈童(きくじどう)のこと。
能面の一。品格の高い童子の面。「菊慈童」「枕慈童」に用いる。