くるまいす‐ランナー【車椅子ランナー】
主に、陸上の車椅子競技の選手のこと。
くるま‐いど【車井戸】
滑車の溝にかけ渡した綱の両端に釣瓶(つるべ)をつけ、綱をたぐって水をくみ上げるようにした井戸。
くるま‐うし【車牛】
《古くは「くるまうじ」とも》牛車(ぎっしゃ)を引く牛。「この飴斑(あめまだら)の御—の力のつよくて」〈宇治拾遺・一〇〉
くるま‐えび【車蝦/車海老】
十脚目クルマエビ科のエビ。日本各地の沿岸の浅海底にすみ、体長約20センチ。体は薄い褐色で濃褐色の横縞があり、腹部を曲げると模様が車輪のように見える。食用で養殖もされる。
くるま‐おおじ【車大路】
室町時代から江戸時代にかけての京都の道路の名。 東山区の北端から左京区岡崎に至る現在の岡崎通りの白川以北、丸太町通りまでの通り。鳥居大路。広道。 [補説]白川以南三条粟田口までをいうこともあっ...
くるま‐かし【車貸し/車借】
《「くるまがし」とも》 1 車を賃貸しすること。また、それを業とする人。 2 車で物を運んでその手数料を取ること。また、それを業とする人。「—と云ふ者あまたあり、それを呼ばせて積みて持て来」〈今...
くるま‐がい【車貝】
クルマガイ科の巻き貝。浅海の砂底にすむ。殻径約5センチの低い円錐形で車輪を思わせる。殻表は黄褐色で、黒斑帯がらせん状に巡る。房総半島以南に分布。
くるま‐がえし【車返し】
1 山道などで傾斜が急になってそこから先は車では通れず、車を返す所。また、険しい坂道。 2 「車懸かり1」に同じ。 3 サトザクラの園芸品種。花びらは5〜7枚あり、淡紅または白色で表面にしわがある。
くるま‐がえり【車返り/車翻り】
「もんどり」の一。手を地につけ足を上に伸ばして、車輪のようにくるくると横転を繰り返すこと。
くるま‐がかり【車懸かり】
1 中世末以降の戦法の一。車が回るように、一番手・二番手・三番手と休みなく兵を繰り出して敵に攻めかかる戦法。車返し。 2 相撲や剣道で、新手が勝った者に次々にかかっていくこと。