くろ‐かげ【黒鹿毛】
馬の毛色の名。黒みを帯びた鹿毛。
くろ‐かじき【黒梶木/黒旗魚】
マカジキ科の海水魚。体長約4メートル、体重500キロに達する。体は側扁し、濃い黒紫青色の地にコバルト色の横帯が十数本ある。太平洋・インド洋の温・熱帯域に分布。くろかわ。
くろ‐かなぶん【黒金蚉】
コガネムシ科の昆虫。体長約2.5センチ、真っ黒でつやがある。夏、成虫は樹液に集まる。本州や九州に普通にみられる。
くろ‐かび【黒黴】
1 コウジカビで胞子の黒いもの。クロコウジカビのこと。 2 クラドスポリウムの俗称。《季 夏》
くろ‐かみ【黒髪】
黒くてつやのある髪。髪の美称。「緑の—」 [補説]作品名別項。→黒髪
くろかみ【黒髪】
長唄・地歌の曲名。初世桜田治助作詞、初世杵屋佐吉(きねやさきち)(地歌としては湖出(こいで)市十郎)作曲。天明4年(1784)江戸中村座初演の歌舞伎狂言「大商蛭小島(おおあきないひるがこじま)...
くろ‐かみきり【黒天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体は黒色で触角や脚は短い。夏、灯火に集まる。幼虫は松・杉・ヒノキなどの材部を食害する。
くろかみ‐の【黒髪の】
[枕]髪は長く、乱れやすく、解けやすいところから、「長し」「乱れ」「別れ」にかかる。「長からむ心も知らず—乱れて今朝は物をこそ思へ」〈千載・恋三〉
くろかみ‐やま【黒髪山】
栃木県日光市にある男体(なんたい)山の別称とも、奈良市北端の佐保山に続く丘陵地などともいう。[歌枕] 佐賀県西南部にある山。武雄市と西松浦郡有田町の境に位置する。標高516メートル。古くから...
くろかわ【黒川】
姓氏の一。 [補説]「黒川」姓の人物黒川紀章(くろかわきしょう)黒川利雄(くろかわとしお)黒川春村(くろかわはるむら)黒川博行(くろかわひろゆき)黒川真頼(くろかわまより)