くろがね‐もち【黒鉄黐】
モチノキ科の常緑高木。雌雄異株で、5月ごろ、淡紫色の小花を群生し、実は熟すと赤い。名は枝や葉が黒みがかってつやがあることによる。
くろ‐がまえ【黒構え】
昔の築城法の一。城内が見えないように土居を高くした構え。→透き構え
くろ‐がも【黒鴨】
1 カモ科の鳥。全長は雄が51センチ、雌が43センチくらい。雄は全身黒色で、くちばしの付け根に黄色いこぶがある。雌は褐色。北半球の海に分布。日本では冬鳥。《季 冬》 2 カルガモのこと。 3 《...
くろがも‐じたて【黒鴨仕立て】
上着・股引(ももひ)きなど、服装全体を黒や紺の無地で仕立てること。多く下男や供の男などの服装。くろがもいでたち。「—の車夫が、膝掛を小脇に丸め」〈小杉天外・初すがた〉