くじょう‐ねぎ【九条葱】
葉ネギの一品種。葉は長めでやわらかく、風味がよい。主に関西で栽培される。かつて京都市南区九条が主産地であったことからの名。
くじょう‐の‐おんしょ【九帖の御書】
中国の仏教書。唐の浄土教大成者、善導の全著作の総称。観無量寿経疏4巻、往生礼讃偈1巻、観念法門1巻、法事讃2巻、般舟讃1巻の5部9巻からなり、日本の浄土宗成立に大きな影響を与えた。
くじょう‐の‐けさ【九条の袈裟】
三衣(さんえ)の一。九幅(くの)の布を横につなぎ合わせて作った袈裟。九条衣(え)。
くじら【鯨】
1 クジラ目の哺乳類の総称。76種などに分類される。世界の海洋や一部の大河川に分布。一般に体長4メートル以下の小形種をイルカとよぶ。体は魚型で前肢はひれ状、後肢は退化し、尾は水平に広がった尾びれ...
くじら‐あぶら【鯨油】
鯨から採取した油。灯火用などにした。げいゆ。
くじらいわ【鯨岩】
又吉栄喜の長編小説。平成15年(2003)刊行。在日米軍に土地を接収された沖縄の軍用地主とその周辺の人々の姿をシリアスかつユーモラスに描く。
くじら‐おび【鯨帯】
昼夜帯(ちゅうやおび)のこと。鯨の黒い背と白い腹の感じに似ているところからの名。
くじらがみ【鯨神】
宇能鴻一郎の短編小説。昭和36年(1961)発表。同年、第46回芥川賞受賞。昭和37年(1962)映画化。
くじら‐ざ【鯨座】
南天の大星座。12月中旬の午後8時ごろ南中する。明るい星はないが、長周期変光星のミラを含む。学名 (ラテン)Cetus
くじら‐ざし【鯨差(し)】
「鯨尺」に同じ。