けし‐くち【消し口】
《「けしぐち」とも》火事で、消火に取りかかる場所。
消(け)し口(くち)を取(と)・る
ある消防組が、他に先んじて消し口をつくり、組の名を記した纏(まとい)を立てる。
けし‐ぐくり【芥子括り】
1 袖口を細く縫うこと。江戸時代、侠客などの間で粋な仕立てとされた。 2 袋物や巾着(きんちゃく)などの周囲につける、ひらひらしたへり。 3 歌舞伎の衣装で、袖・襟・裾などに縫い添えた5色のひら...
けし‐こみ【消し込み】
釣りで、浮きが水中に急に引き込まれ没すること。
けし‐ゴム【消しゴム】
紙に鉛筆などで書いた字や絵を、こすって消すのに用いるもの。ゴム・プラスチックなどでできている。ゴム消し。 [補説]書名別項。→消しゴム
けしゴム【消しゴム】
《原題、(フランス)Les Gommes》ロブ=グリエの処女小説。1953年刊。1954年にフェネオン賞受賞。
けし‐さ・る【消し去る】
[動ラ五(四)]消してすっかりなくならせる。「汚名を—・ることはできない」
けし‐ず【芥子酢】
ケシの種子を焙(ほう)じてすりつぶし、三杯酢などをまぜて作った加減酢。
けし‐ずみ【消し炭】
1 まきや炭の火を途中で消して作った軟質の炭。火つきがよいので火種に用いる。《季 冬》「—に薄雪かかる垣根かな/召波」 2 引き手茶屋の若い衆。いつでもすぐ起きるところからの称という。「廊下を通...
けしずみ‐いろ【消し炭色】
少し紫色を帯びた濃いねずみ色。