しゃば‐け【娑婆気】
現世に執着する心。世俗的な名誉や利益を求める心。しゃばき。しゃばっけ。「—を起こす」「—が抜けない」
じゆう‐いし【自由意志】
他から強制・拘束・妨害などを受けないで、行動や選択を自発的に決定しうる意志。「君の—で決めたらよい」
し‐ぶつ【四勿】
《「論語」顔淵から》孔子が顔回に与えた視・聴・言・動についての四つの戒め。礼にあらざることを見たり、聞いたり、言ったり、行ったりしてはいけないという戒め。
じゆう‐けいざい【自由経済】
各経済主体の活動が各々の自由意志に任され、国家などによる干渉や規制を受けない経済体制。
じゆう‐いみん【自由移民】
個人が、その自由意志によって外国に移住すること。経費などの面で国家の保護や干渉を受けない。
じぶん‐あきない【自分商ひ】
1 番頭や手代が、主人の指図を受けないで自分の判断で行う取引。「見るを見まねに、—を仕掛け」〈浮・永代蔵・一〉 2 手代奉公を終え、独立して商売を行うこと。「鯉屋が手代、—に少しの米店出して」〈...
しぶ‐がき【渋柿】
《古くは「しぶかき」とも》実が赤く熟しても渋みの抜けない柿。さわし柿や干し柿にして食用、また、柿渋の原料とする。《季 秋》「—の滅法生りし愚かさよ/たかし」 [補説]書名別項。→渋柿
しゅうと【舅/姑】
1 (舅)夫または妻の父。しゅうとおや。 2 (姑)「しゅうとめ(姑)」に同じ。 [補説]「舅」「姑」は、配偶者の父母に対する呼びかけには使わない。また、配偶者の父母のことを他人に話すときには「...
じ‐そん【自尊】
1 自分で自分をすぐれたものと思いこむこと。うぬぼれること。「—自大」 2 自分を大切にし品位を傷つけないようにすること。「独立—の精神」
七人(しちにん)の子(こ)は生(な)すとも女(おんな)に心許(こころゆる)すな
《「詩経」邶風・凱風から》七人の子をもうけるほど長年連れ添った妻にも、気を許して大事な秘密を打ち明けてはいけない。女には気を許すなということ。