こ‐まく【小幕】
1 野外に陣屋などを設けるときに外幕の内側に張る小さい幕。内幕。 2 人形芝居で、舞台の上手(かみて)・下手(しもて)にある人形の出入り口に下げる幕。切り幕。 3 上方歌舞伎で、中入(なかいり)...
ごま‐ぎ【胡麻木】
レンプクソウ科の落葉小高木。日本特産で、本州以西の山野に自生。高さ2〜5メートル。葉は長楕円形で、もむとゴマのにおいがする。5月ごろ、白い小花を密につける。ごまき。
こま‐ごま【細細】
[副](スル) 1 細かくて雑多なさま。細かくてあまり重要でないさま。「—(と)した道具類」「—した要件を片付ける」 2 細かいところまで行き届くさま。「事情を—(と)話す」 3 ねんごろなさま...
こまけ【細け】
細かに分けること。また、その分けたもの。小分け。区分。「そこばくの—の物、みなとらせ給ふ」〈宇津保・吹上上〉
こま‐ず・ける
[動カ下一][文]こまづ・く[カ下二]手なずける。懐柔する。「—・けられず立ち去らず、取り付く虫の弁長や」〈浄・八百屋お七〉
こま‐よせ【駒寄せ】
城門の前などに設けて人馬の侵入を防いだ竹や角材などでつくった柵(さく)。また、人家の周りに設ける低い柵。こまよけ。
ごまのは‐ぐさ【胡麻の葉草】
ゴマノハグサ科の多年草。湿気のある草地に生え、高さ約1.2メートル。ゴマに似た葉をもち、夏、黄緑色の壺形の花を総状につける。根を乾燥したものを漢方で玄参(げんじん)といい、解熱・消炎薬として用い...
ごま‐な【胡麻菜】
キク科の多年草。本州以北の山地に自生し、高さ1〜1.5メートル。葉は長楕円形で両端がとがる。秋、周囲が白、中央が黄色の頭状花を多数つける。
こま‐つなぎ【駒繋ぎ】
1 馬をつなぎとめること。また、そのためのもの。こまとどめ。こまとめ。 2 マメ科の草状の低木。山野に生える。高さ60〜90センチ。葉は楕円形の小葉からなる羽状複葉。夏から秋、紅紫色の花を総状に...
ごひゃくえん‐だま【五百円玉】
日本政府が発行する貨幣の一。五百円ニッケル黄銅貨幣の通称。表面に桐(きり)、裏面に竹と橘(たちばな)が描かれている。昭和57年(1982)白銅貨として発行開始、平成12年(2000)に素材とデザ...